週に1度必ずチャンポンを食べている私としては、長崎を訪れたら本場の味を食べずにいられません。
この記事では、長崎の中華レストランとして有名な宝来軒のチャンポンについて書いています。豚骨スープに海鮮と野菜の出汁が混ざり合って、深みのあるスープになっていました。チャンポンの美味しさはもちろんですが、建物自体も一見の価値ありです。
なお、店名を宝来軒(ほうらいけん)と表記していますが、正確には寶來軒と書きます。さらに説明を加えると、以前は「寶來軒別館」という名前でしたが2019年5月から「寶來軒」に変更したそうです。
宝来軒の場所
- 住所
- 長崎県長崎市平野町5番23号
- 営業時間
- [ランチ] 11:00〜16:00
- [ディナー] 17:00~21:00
- 定休日
- 第2・第4火曜日(1/3/8/12月を除く)
- アクセス
- 路面電車の原爆資料館電停から徒歩5分ほど
- 車で行く場合は、店の前に駐車場があります。
宝来軒の外観も一見の価値あり
玄関の上のエンブレムが神々しい。三角形の中で黄金の龍が燦然と輝いています。
そして、建物全体が豪華。
宮崎アニメに出てくる風呂屋のような外観で、夜になると綺麗にライトアップされます。以前はこの店で結婚式を挙げる人達も多かったようで、今でもその頃の華やかさが残っています。
宝来軒の建物を見るだけでも価値ありです。
宝来軒のメニュー
店内は大変繁盛していて、待つ間にメニューを渡されました。
宝来軒は中華料理の名店で4000円~15000円のコース料理がありますが、写真のようにリーズナブルな一品料理もあります。
麵のタイプは5種類
- 麵とスープ、それに海鮮や野菜が乗ったチャンポン
- パリパリに揚げた細麺のあんかけ皿うどん
- もう一つの皿うどんは、太麺を野菜と一緒に炒めたもの
- ラーメンとビーフンは説明不要でしょう。
皿うどんも捨てがたいのですが、やっぱり「チャンポン」が食べたい!ということで、シンプルな「チャンポン(900円)」と「レタスと玉子入り焼飯(900円)」を注文しました。
余談ですが、福岡で皿うどんを注文すると、揚げた方の麺を出す店もあれば、柔らかい麺を出す店もあります。なので、どちらの麺なのかをお店の人に聞いた方がよろしいかと。
宝来軒のチャンポンを食べてみました
豚骨と鶏ガラスープをミックスした綺麗な白濁スープに太目の麵。その上にキャベツ・もやし・きくらげ・イカ・かまぼこなどが盛られて出てきます。
横から見るとわかると思いますが野菜がたっぷりと乗っています。麺と野菜の割合が1対1といったところでしょうか。食べごたえがありそうですね
まずはスープから飲んでみます。スープの中に魚介エキスが混じって奥深い味。塩加減もちょうどいい。家では絶対に出せない味です。
続いて、野菜を食べる。スープと抜群の相性です。いろんな野菜の食感が楽しめる。個人的には、きくらげのコリコリ感がいい。
最後に麵をすすってみる。博多ラーメンなら絶対細麺ですが、チャンポンには太麺がよく合うのが不思議。スープとのからみ具合を計算しているんでしょうね。
さすがの長崎チャンポンでした。
焼飯のうまい店は他の料理もうまいと個人的に思っているのですが、この店はどうでしょうか?
レタスはシャキシャキ、海老はプリプリで塩加減も私好みの味。うまっ!ラーメンと焼飯の黄金コンビに負けないほどのチャンポンと焼飯の取り合わせ。
ただ、焼飯は妻と半分に分けて食べましたが、それでも私たちにはちょっと多過ぎでした。
宝来軒は、建物もチャンポンもひと味違う中華店でした。
おまけ:稲佐山から1000万ドルの夜景を見る
長崎はいろいろな観光地がありますが、稲佐山もその一つ。稲佐山展望台から撮影した1000万ドルの夜景です。
私たちは車で行ったので稲佐山中腹駐車場に停めて、そこから巡回バスで展望台に行きました。なお、令和2年には駐車場と展望台をつなぐスロープカーができるようです。どんな風景を見れるのか楽しみですね。
人気スポットなので、展望台に人が集まります。良いポジションで夜景を見たい人は、日暮れ前くらいに行くといいと思います。
まとめ
この記事では、宝来軒の長崎チャンポンを紹介しました。
スープ・野菜・麵が三位一体となった長崎チャンポンは間違いなし。次に訪れたときは海鮮チャンポンや皿うどんも食べてみたい!そう思える店でした。
また、宝来軒の建物も稲佐山も一見の価値ありです。
機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか。
ちゃんぽん発祥の店「四海樓」はこちら
茶碗むしの老舗吉宗についてはこちらに書いています。
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