私たち夫婦は沖縄に行くと必ずソーキそばを食べます。むしろ、「ソーキそばを食べるために沖縄に行く」と言っても過言ではありません。このブログでも、そのうちの何軒かをレポートしています。
そんな感じなので、福岡でもたまに沖縄そばを食べに行くのですが、そもそも店舗数が少ないし、本場沖縄のものと比べると「なんか違うな~」と。
ですが、ついに美味しいソーキそばを出してくれる店を見つけました。博多駅近くの「琉そば」という店で、今回はこの店の軟骨ソーキそばをレポートします。
沖縄そばってなに?
一般的には、そば粉が30%以上入った麺をそば(蕎麦)と呼びますが、沖縄では昔から小麦粉麺を使っているため、そのまま「沖縄そば」という言い方をしています。
沖縄地方には大きく分けて「沖縄そば」「八重山そば」「宮古そば」があって、沖縄そばは太くて波をうった麺、八重山そばは断面が丸い麺、宮古そばは細麺なのが特徴です。
スープは店ごとに違いますが、主に鰹か豚骨がベースになります。
トッピングは三枚肉(ラフテー)、豚のスペアリブをトロトロに煮込んだソーキ、テビチ(豚足)などがあって、ソーキをトッピングしたものをソーキそばと呼んだりします。
見た目はうどんに似てますが、別物です。
琉そばの場所
琉そばは、博多駅から大博通りを10分ほど歩いて、大博多ビルの手前を左に曲がったところにあります。
- 住所:福岡市博多区博多駅前2-1-16 第2大西ビル
- 営業時間:11:00~14:00
- 定休日:土、日
この店は昼の営業だけで、夜は鶏衛門(とりえもん)という居酒屋として営業しています。
わかりにくいですが暖簾に「琉そば」と朱色で書かれていました。
店内のつくりも居酒屋ですね。
琉そばのメニュー
店の表に自販機があるので、ここでチケットを購入します。
琉そばのメニューは次の通り。
- 沖縄そば(三枚肉入り)
- 軟骨ソーキそば
- かけそば
- 塩そば(三枚肉入り)
- 塩かけそば
- 琉そば(三枚肉とソーキ入り)
- そば+とり天+ご飯のセット
- カレーライス
沖縄の定番飯ジューシーはありませんでした~残念。
ジューシーは炊き込みご飯のことで、沖縄そばとセットで食べたくなるのですよ。うどんといなり寿司を食べるような感じです。
私はソーキそば(680円)と軟骨ソーキの追加(200円)を購入しました。
琉そばのソーキそば
ソーキそばがやってきました。
軟骨ソーキとかまぼこ、ネギがトッピングされています。
見た目は普通。
ソーキの作り方や味付けは本場沖縄でも店ごとに違います。ウマいかマズいかはソーキ次第。勝敗はひと口食べれば決まります。
では、いただきます。
若干歯ごたえを残しつつも柔らかく、口の中で溶けていく。いい感じ。
醤油のコクと甘さが私のストライクゾーンです。まじ美味い!
美味しいけど量が少ないので、お金に余裕があれば追加しておくことをオススメします。
麺は平たく、波をうっていることから見て「沖縄そば」ですね。
若干コシのあるうどんくらいの歯応えで、ツルツル入ります。
スープは澄んだ黄金色。カツオと豚骨と鶏をブレンドしているそうで、甘味と塩味がバランス良く効いてめちゃ美味しい。
沖縄そばは紅ショウガを入れてもウマくなりますよ。
まとめ
今回は「琉そば」のソーキそばをレポートしました。
「福岡で美味しいソーキそばの店をやっと見つけた!」といった感じで個人的には満足できました。
もちろん味の好みはあると思いますが、沖縄で食べるソーキそばと比較しても負けず劣らずじゃないかなと思います。
ただ、若干量が少ないのでお腹が空いてる場合はセットの方が良いかもしれません。
機会があればお試しあれ。
なお、琉そばの近くにはこんな店もあります。
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