母と自分の誕生日を祝うために実家のある飯塚市へ行ってきました。
食事は母が和食を希望したので、いくつか検索して「おの庄」にしました。母は80歳。傘寿(さんじゅ)の祝いも兼ねて、ちょっと奮発してセットメニュー(4000円コース)を注文してみました。
店の外観や個室から見える坪庭の雰囲気がよく、また和食と寿司のセットも上品な味で大変満足のいくものでした。
おの庄の場所
おの庄は新飯塚駅の裏手、歴史資料館と麻生邸の間にひっそりと佇むお店です。通りから少し奥まった場所にあるので見つけにくいかもしれません。
- 住所:飯塚市柏の森1038-2
- 電話:0948-22-7044
- 営業時間:11:30~14:00、17:00~22:00
- 定休日:火曜日
- 駐車場4、5台分
週末は客が多いようなので予約して行くのがよいと思います。
おの庄の店内
店は純和風な建物で、めちゃめちゃ雰囲気があります。
料理も期待できそうな感じ。楽しみです。
店内はクラシック音楽が流れている。
奥の小さな個室に通されると、窓から見える坪庭が目を引きます。贅沢な空間~心が落ち着きます。
ただし、掘りごたつ式ではなかったので、畳に座るのが苦手な人には辛いでしょう。
おの庄のメニュー
セットニューは4000円コースと5100円コースの2種類があります。
- 刺身
- 小鉢
- おまかせ料理2品
- 茶碗蒸し
- 上にぎり(4000円コース)、特上にぎり(5100円コース)
- 赤だし
- デザート
今回は4000円のコースを注文しました。
セットメニューは後ほど紹介しますが、私たちには若干多めでした。寿司だけを楽しみたい場合は単品で注文することもできます。
セットメニューを食べてみた
当然、季節や日によって出し物は変わると思いますが、この日の刺身はカンパチとチヌ。
見た目がキレイですね。コリコリとした歯応えがあり、後味が良い。
揚げだし豆腐は、優しい味がします。普通に美味しい。
イカと貝柱の酢味噌和え。程よい酸味と味噌のコクが絶妙でした。
こういう小鉢が苦手な私でも、思わず「うまっ」と言ってしまうほどです。
茶碗蒸しは小さめですが、コース全体のを考えるとこれくらいの量で良いと思います。
具材はイカ、麩、エビ、シイタケ、銀杏が入っていました。出汁が効いているし、柚子皮がアクセントになっていてウマウマです。
サワラのしゃぶしゃぶ。出汁の中に浸かっています。
あんまり美味かったので写真をもう一枚。
サワラはミディアムくらいで内側は生に近い。魚の臭みはまったくなく、ポン酢に付けて食べると最高でした。
これは大当たり!
チヌの微塵粉(みじんこ)揚げ、ねぎ、蕾菜。
チヌの上品な甘みと衣のカリカリ感とが絶妙なバランスです。ちなみに微塵粉とは、もち米を乾燥して細かくしたものです
蕾菜は、ブロッコリーの茎のような食感で、ニガウリのような苦味がありました。大人な味ですね。
はい、メインの上にぎりです。
この時点で腹7分くらいになっているので、このくらいのボリュームで良い。母は全部食べ切れずギブアップしました。
味は、間違いなく美味しい。シャリもネタも小さめでなので、個人的には食べやすくて良かったです。
アツアツの赤だしです。寿司には赤だしが合う。
なぜか春雨(もしくはマロニーちゃん)が入っていました。
デザートはゆずゼリー。甘酸っぱく、あとくちが爽やか。
この時点でお腹一杯。大満足でした。
まとめ
この記事では「おの庄」のセットメニュー4000円(現在は4500円)コースを紹介しました。
店の雰囲気も料理も満足のゆくものでした。もちろん、時期によって料理の内容は変わると思いますが、味に間違いはないと思います。
機会があればお試しあれ
本題とは関係ありませんが、麻生太郎さんの家はめちゃくちゃデカい!
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