私たち夫婦は沖縄そばが大好きで、沖縄に行くと必ずソーキそばを食べます。このブログでも、そのうちの何軒かをレポートしています。
今回は、福岡で本格的な沖縄そばを楽しめる「菊鶴そば」という店を紹介します。
沖縄そばってなに?
菊鶴そばを紹介する前に「沖縄そば」について説明しますね。
一般的に、そば粉が30%以上入った麺をそば(蕎麦)と言いますが、沖縄では昔から小麦粉麺を使っていたため、そのまま「沖縄そば」という呼び方をしています。
沖縄地方には大きく分けて「沖縄そば」「八重山そば」「宮古そば」があります。沖縄そばは太くて波をうった麺、八重山そばは断面が丸い麺、宮古そばは細麺なのが特徴です。
スープは主に鰹か豚骨がベースになります。
トッピングは三枚肉(ラフテー)、豚のスペアリブをトロトロに煮込んだソーキ、テビチ(豚足)などがあって、ソーキをトッピングしたものをソーキそばと呼んだりします。
見た目はうどんに似てますが別物です。
菊鶴そばの場所
菊鶴そばは、天神北の須崎公園の近くにあります。西鉄福岡(天神)駅からだと歩いて10分くらいです。
- 住所:福岡市中央区天神5丁目3−12
- 営業時間:11:00~14:00
- 定休日:日曜日
スープがなくなり次第閉店するそうなので、お早目にどうぞ。
二人のおばあと沖縄そばが描かれた暖簾が目印。2022年12月にオープンしたそうで店内は比較的あたらしめでした。
入口付近にウォーターサーバーがあるので、お水を持って席につきます。
菊鶴そばのメニュー
菊鶴そばのメニューは次の通り。
- 菊鶴そば(ソーキと三枚肉のミックス)
- ソーキそば
- 沖縄そば(三枚肉入り)
- アーサそば
- ゆし豆腐そば
- 菊鶴スペシャル(ジューシーとてんぷら、小鉢つき)
- ジューシーおにぎり
- タコライス
ジューシーは炊き込みご飯のことで、沖縄そばとの相性はバッチリ。うどんといなり寿司を食べるような感じです。なお、この店ではおにぎりで出してくれるようです。
それと、沖縄のソウルフードであるタコライスもありました。ミニタコライスとそばを合わせて食べるのもいいですね。
今回は菊鶴そば(980円)とソーキそば(870円)、ジューシーおにぎり(100円)、サーターアンダギー(100円)を注文しました。
※2023年9月の値段です
菊鶴そば(三枚肉とソーキのミックス)
ソーキと三枚肉を一度に楽しめる菊鶴そばがやってきました。
サイズは思ったよりも小さめ。老夫婦にはおにぎりを付けてちょうど良い量ですが、若い人たちだと若干足りないかも(知らんけど)
まずはスープから飲んでみます。
おーっ、濃厚なカツオ出汁が美味しい!
沖縄県伊良部島から取り寄せた鰹節と鹿児島県枕崎産の削り節をブレンドしているのだとか。
沖縄ではスープの味が優しい(と書いて薄いと読む)店が多いのですが、この店はしっかり出汁の効いていました。いいね。
次は三枚肉です。厚みは1cm弱くらい。
トロンとして柔らかい。
ソーキには軟骨ソーキと、骨の付いた本ソーキがありますが、この店は軟骨ソーキです。
軟骨がトロトロになるまで煮込まれていて丸ごと食べることができます。
醤油の味付けや肉の柔らかさが私好みで美味しい。
麺は福岡のうどんよりも細い感じ。
食感は若干歯応えがあって、味も良い。福岡のうどんに慣れていると固いと感じるかもしれませんが、沖縄そばのカタさはだいたいこれぐらいです。
ソーキそば
ソーキそばは、ソーキが4つ乗っていました。
個人的には三枚肉よりソーキの方がオススメです。
ジューシーもおいしい。
おにぎり1個分なので私たちにはちょうど良い量でした。
スープの味を濃くしたい人は鰹の粉があるので入れてみると良いでしょう。
コーレーグース(爪楊枝の左)もありますよ。
コーレーグースは唐辛子を泡盛に漬け込んだ沖縄の調味料のこと。
刺激が欲しい人は少し加えてみると良いかもしれません。ただし、かなり辛い(私の辛さセンサーは赤ちゃんレベル)ので少しずつ入れることをオススメします。
それと、食器の返却スペースのところに紅ショウガもあります。沖縄そばは紅ショウガとの相性もいいですよ。
あっ、サーターアンダギーの写真撮るのを忘れた!間違いなく美味かったです。
まとめ
今回は「菊鶴そば」の菊鶴そばとソーキそばをレポートしました。
福岡のお店ですが、沖縄で食べるソーキそばと比較しても負けず劣らずじゃないかなと思いました。
若干量が少ないのでジューシーやミニタコライスをセットで注文すると良いかもしれません。
機会があればお試しあれ。
なお、博多駅の近くにはこんな店もありますよ。
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