ハワイにはいろいろなホテルがありますが、その中でも1度は泊まってみたいロイヤルハワイアン。名前は知らなくてもピンクの建物といえばピンとくるかもしれませんね。
ロイヤルハワイアンはワイキキでも歴史のあるホテルで、別名ピンクパレスとも呼ばれています。ロケーションは抜群で、メインストリートのカラカウア通りまで3分程度、ワイキキ・ビーチにも直結しているので、ショッピングと海のアクティビティの両方に便利な場所です。
今回、このロイヤルハワイアンに3泊しました。なお、SPGアメックスカードの無料宿泊特典で1泊は無料、またカード特典で予約時よりも3ランク上のヒストリックオーシャンルームにアップグレードされていました。
この記事では、アップグレードされていたヒストリックオーシャンルームの様子、ワイキキビーチ、プール情報、WiFiルーターのレンタルについて書いています。
また、3月限定情報になりますが、ホノルルフェスティバルの最終日に宿泊できれば、ヒストリックオーシャンルームから長岡花火を見ることができます。今回、この花火の情報も参考として掲載しています。
ロイヤルハワイアンホテルの場所
ダニエルKイノウエ空港からタクシーで移動すると20~30分でロイヤル ハワイアン ラグジュアリー リゾートへ到着します。
ホテルは、ワイキキビーチに面していて、メインストリートであるカラカウア通りにも近いので、ロケーションとしては最高です。
SPGアメックスカードの1泊無料特典を利用
ロイヤルハワイアンには3泊したのですが、妻が保有しているSPGアメックスカードの無料宿泊特典が使えたので1泊分が無料になりました。
私たちは11時頃ホテルに到着したので入口で荷物を預けてフロントへ向かいました。予約時にアーリーチェックインをリクエストしていたのですが、残念ながら希望はかなわず。その代わり2階のラウンジを利用させてもらえたので、ひとまずそちらへ移動しました。
2階ラウンジの様子
このラウンジは4人家族が3グループぐらい入れる広さなので、ゆっくり寛ぐことができます。部屋にはパソコンが設置してあるので調べものをしたり、奥にシャワーがあるのでリフレッシュするのも良いと思います。
ただ、ラウンジは貸切ではありません。シャワー中に知らない人が入ってくるかもしれないのでバスルームの鍵を掛けておいた方が無難です。
WiFiについて
海外で自分のスマホを使う時は、WiFiルーターが必要になる場合があります。
私たちの場合、4日目以降は別のホテルに宿泊する予定だったのでWiFiを個人手配しました。
WiFiルーターを個人手配する場合のデータの使用量の目安
ルーターをレンタルする場合、1日のデータ使用量でレンタル費用が変わります。参考として2名で使用したときの例を書いておきますね。
私たちの場合、ホテル内は無料WiFiを利用したので、レンタルしたWiFiルーターのデータ使用量はゼロ。
2人で外出したときの使用量は1日100~200MB程度、レンタカーを運転するときにスマホでGoogle Mapを一日使っても300MB程度でした。
なので、少し余裕をみて1人あたり250MB/1日、2人なら500MBを目安にするよいでしょう。
WiFiルーターの費用は、レンタル時期や保証内容、キャンペーン適用有無で値段が大きく変わります。比較サイトなどを経由して申込むと安なることがあるので色々検索してみてください。
「WiFiルーター ハワイ」で検索すると沢山候補が出てきます。ちなみに、私たちは比較サイトを経由してWi-Hoのルーターをレンタルしました。
・大容量プラン(500MB/1日)
・あんしん保証(紛失、故障、盗難時の弁償代が無料になる)
・成田空港第2ターミナルで受取り
・WiFi費用(8日分)3328円(キャンペーンコードによる割引適用価格)
ヒストリックオーシャンルームにアップグレードされていた!
特典の1つが部屋のアップグレードです。
予約したときは一番下のランクであるヒストリック・ルームだったのですが、チェックインしてみると3段階上のヒストリック・オーシャンにアップグレードされていました!!
ヒストリック・オーシャンは真正面にワイキキ・ビーチが見える部屋で、窓を開けるとワイキキの青い海がバーンと目に飛び込んできます。本当に素晴らしい。
3日分合わせて$1,000程度のお得感、しかも1泊は無料。ゴールドエリート会員の威力はすごいですね!
ヒストリックオーシャンルームの様子
名前がヒストリックルームというだけあって歴史を感じることのできる、全体的に落ち着いた雰囲気の部屋です。
バスルームは大理石が使用されています。裸足で歩くとひんやりとして気持ちが良い。
バスタブは浅いのですが、寝るような態勢になればお湯につかることもできます。
夫婦2人で宿泊したのに、なぜか一着だけのバスローブ。
私は使用しませんでしたが、必要ならフロントに言えば持って来てもらえると思います。
この部屋の最大の魅力はこれ!
部屋から見るワイキキビーチは最高の贅沢。ベランダ(ラナイ)はありませんが、窓から見えるのがとてもいい。
朝、窓を開けると波の音とハワイの風が入ってきます。
もうね、帰りたくなくなりますよ~。
ワイキキビーチへ行ってみる
部屋から一階へ降りてワイキキビーチに出てみました。
建物は古いものの、全体が荘厳な作りとなっています。ロビーのソファに座ってボーっと外を眺めたり、少し昼寝するのも贅沢ですね。
ロビーを抜けていくとワイキキビーチが見えてきます。
ここからビーチへ出ると「ハワイ!来たー!」と心が躍ります。
ワイキキビーチ側から見るロイヤルハワイアンもまた美しい。
海はブルーッ。雑誌やテレビで見た光景が実際に目に飛び込んできます。もう、ウキウキが止まりません!
ここで一枚撮りたくなるのでカメラやスマホを忘れないように。
ハワイのシンボル、ダイヤモンドヘッドの眺めも印象的ですね。
ハワイに来るのは5度目ですが、何度見ても飽きません。
ロイヤルハワイアンの前に設置されているビーチチェア。
こういう所で寝そべってボーッと過ごしたくなりますよね。ビーチチェアを利用するにはサイトから予約が必要です。
パラソル1本とチェア2脚で1日40ドル+税金。貸出し時間は7:00am~6:00pm
ロイヤル・ハワイアンのプール
ホテル内にはプールがあります。バスタオルは貸してくれるので、水着だけ着ていけば利用できます。
ビジネスクラスの移動といっても疲れが残っていたので、プールサイドでのんびり過ごしました。
こちらのチェアは無料です。ピンクのアンブレラが強い日差しを遮ってくれるのでとても心地良く、波の音、青い空、涼しい風が旅の疲れを癒してくれます。
ただ、ロイヤルハワイアンのプールは比較的小さく、子供には物足りないかもしれません。
子供連れであれば、ロイヤルハワイアンの隣にあるシェラトンワイキキの「ヘルモア・プレイグラウンド」に行ってみてはどうでしょうか?
このプールはロイヤルハワイアンの宿泊者であれば無料で利用できます。
大きめのプール、ウォータースライダー、噴水の出る岩場などがあるので、ちびっ子たちも楽しめると思います。
ザ・ロイヤルハワイアンベーカリーのパン
朝は、リゾートエクスペリエンスチャージ(料金に含まれるサービス)の特典を使って、1階の売店「ザ・ロイヤル・ハワイアンベーカリー」のパンをもらうことができます。
1部屋1滞在につき1回のみですが、料金に含まれているので忘れず使いましょう。
ヒストリックオーシャンルームから見る長岡花火は素晴らしかった
毎年3月にはホノルル・フェスティバルが行われるのですが、その最後のイベントが長岡花火です。長岡花火といえば日本屈指の花火の祭典ですが、なんとワイキキビーチでも堪能することができるんですよ。ワイキキで毎週行われる花火とは規模がまったく違います。
なぜ長岡花火をハワイでやるのか?というと、1941年の真珠湾攻撃と1945年の長岡大空襲に関係しています。真珠湾攻撃を指揮したのが長岡出身の山本五十六だったこと、反対に長岡大空襲は米国による攻撃だったことから、両市の関係修復のために花火を上げるようになったようです。
3月に泊まる予定の方は、ぜひ長岡花火の日程をチェックしてみてください。
ワイキキビーチを彩る2200発の花火は圧巻でした。
隣の部屋が騒がしいときの対応方法
ヒストリックオーシャンルームの気になった点としては、トイレはウォシュレットではなかったこと。もう一つは、壁が薄くて隣の部屋の音が気になったことでした。
初日の夜中、隣の部屋の大きな話し声とテレビの音で目が覚めてしまいました。しばらく我慢しましたが眠れなくなったので、フロントに行って対応してもらうことに。
– 隣がうるさいので眠れません。もう少し静かにするよう言ってもらえませんか?
フロントスタッフは真夜中にも関わらず笑顔で苦情を受けてくれて、部屋に戻ってしばらくすると隣の部屋は静かになりました。
ホテル側としてもこんな苦情は日常茶飯事でしょうから、隣の部屋が騒がしいときは我慢せずにクレームを上げましょう。
最後に
ロイヤルハワイアンは、古き良きハワイを感じさせるホテルでした。ロビーからビーチへ抜けるときの感覚はずっと記憶に残ると思います。
SPGでアップグレードされたヒストリックオーシャンルームの窓から見えるワイキキビーチや長岡花火も最高でした。
ロイヤルハワイアンにはビーチサイドの素敵なレストランがあります。この様子については、下の記事に書いていますので、合わせてお読みください。
機会があれば「また泊まりたい」、そう思えるホテルでした。
良い旅を
ハワイ旅行のまとめはこちら
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