海外に行きたい、でも行けない! さて、どうしよう。そうだ、嘉手納マリーナにあるレストラン「シーサイド」に行こう。
嘉手納と言えば米軍基地を連想する人も多いでしょう。「シーサイド(Seaside)」は、まさに米軍の施設なので、店も料理も全てアメリカ式。まるで海外にいるような雰囲気で食事ができるんです。海辺のレストランなので眺めも最高でした。
「シーサイド」の場所
那覇から行く場合、国道58号を北上し、嘉手納マリーナへ入る交差点を左折すると、すぐのところに「シーサイド」があります。
シーサイドは嘉手納米軍基地のレストランですが、一般人でも普通に利用できます。パスポートは不要。裸足、水着を除いてドレスコードもありません。
- 住所:〒904-0200 沖縄県中頭郡嘉手納町
- 営業時間
- 火~木 11:00-21:00
- 金 11:00-22:00
- 土 9:00-22:00
- 日 9:00-21:00
- 月 定休日
- 駐車場:あり
私たちが訪れたときは客の9割が外国人でした。もうね、完全にアメリカですよ。
海外にいるような、いい意味の緊張感を味わえます。
この店は、名前の通り海辺のレストランなのでテラス席が人気です。昼間はもちろん、夕方には美しいサンセットを見ることができます。
「シーサイド」の様子
店に入ると窓越しに海が見えて、いい感じ。
私たちが店に着いた6時頃には、すでに待ち行列ができていました。しかたがないので受付の所にあった紙のリストに名前(ローマ字)を書いて待つことに。
受付では拙い英語で話しましたが、あとから来た日本人客とは流暢な日本語で会話していました。最初に日本語で話しかければ良かったのね。
入口近くで40分ほど待ってると、(これまた英語で)呼びに来ました。「テラス席は希望者が多いけど、室内ならすぐに入れますよ」とのことだったので、提案を受け入れることにしました。
本当はテラス席が良かったのですが、室内からでも海は見えるので問題ありません。
「シーサイド」のメニュー
メニューは英語と日本語の両方で書かれていました。ただし値段はドル表示。
大まかに挙げると、前菜としてサラダ、スープがあり、メインにシーフードパスタや魚料理、ステーキがあります。
その他、サンドウィッチ類もあります。サンドウィッチと言っても食パンで具材を挟んだアレではなく、ハンバーガーです。
ハンドヘルドは手で持って食べるタコスのような料理のこと。
私たちは魚料理のマヒマヒ(グリル)とハンドヘルドのジャーク チキン タコスを注文しました。
なお、土日の9:00~15:00はブランチメニューもあります。
- パンケーキ、ワッフル、フレンチトースト
- エッグベネディクト
- オムレツ
- サンドウィッチ
- ハンドヘルドなど
マヒマヒグリル
ハワイではマヒマヒ、日本ではシイラと呼ばれている魚です。
魚料理にはロールパンと、スープかサラダが付きます。またサイドメニューから2品選べます。
サイドメニューはこんな感じ
- 季節野菜のソテー
- マカロニ&チーズ
- グリーンビーンズ
- ローズマリー ポテト
- コーン
- フレンチフライ
- ライス
今回はサラダ、マカロニ&チーズ、フレンチフライを選びました。
ちなみにフレンチフライはてんこ盛りなので、2人で分けるくらいの方がよいと思います。
サラダ用のドレッシングを早口でいろいろ説明されましたが、よくわからないのでシザーをお願いしました。
海外はドレッシングの種類が多いし、味がわからないものもあるので、そんな時は必ず「シザーで」と答えるようにしています。
どうでも良いですが、サラダにクルトンを最初に入れた人は天才だと思う。
マヒマヒにはパイナップルやパプリカ、玉ねぎを刻んだ爽やかなサルサソースがかかっていました。見映えが良いですね。
ただ、マヒマヒの身はタンパクな味で、ソースもさっぱり系なので何か物足りません。もう少し味を濃くしたいときは、塩をもらって調整した方が良いかもしれません。
ジャーク チキン タコス
タコスは、トウモロコシで作ったトルティーヤと呼ばれる皮に具材を挟み、ソースをかけて食べるメキシコ料理。沖縄でも人気の食べ物です。
ジャークチキンは香辛料で味付けしたジャマイカの郷土料理です。
具材は、チキンの他にアボカド、レタス、コーン、パクチー、サワークリームが使われています。ヘルシーですね。
ちょっと癖のある味ですが、美味い。
大人の拳1つ分くらいの大きさなので、2つ食べるとお腹一杯になりました。
ソフトドリンクを注文すると無料でお代わりができます。
会計
会計はテーブルにスタッフが来るまで待ちます。日本だと「すみませーん」と大きな声で呼んだりしますが、海外ではマナー的によくないようです。
支払いは現金かカードで行います。
現金の場合は日本円でも払えますが、お釣りはドル払いだそうです。
カードで払う場合は、そのことを告げてクレジットカードを渡します。そうすると、次のようなレシートと渡したカードを持ってきてくれます。
空欄にチップ(10~20%)と合計額を記入したら、クレジットカードを持って店を出ます。スタッフを待つ必要はありません。
10〜20%は受けたサービスの満足度に合わせて自分で決めます。
まとめ
この記事では米軍施設のレストラン「シーサイド」をレポートしました。
店の雰囲気もスタッフの接客も良く、またサンセットを眺めながらゆっくりと食事を楽しむことができました。気が付くと、待ち時間を含めて2時間ほどいました。
アメリカ式なので量はかなり多いです。上の写真のようにフレンチフライが山ほど出てきます。無理して食べないで、残りはお持ち帰りしてもよろしいかと。
料理は丁寧に調理されていて美味しかったのですが、やや大雑把な味でした。
このように、良くも悪くもアメリカなので、海外で食事をしているような体験ができるでしょう。
海外旅行に行きたくてウズウズしている人には良いかもしれませんね。
なお、ハンバーガーやステーキに関する記事もこちらに書いています
機会があればお試しあれ
沖縄旅行2021のまとめはこちら
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