ベトナムの定番コーヒーと言えば濃厚なコーヒーにコンデンスミルクを混ぜたベトナムコーヒーですが、もう1つ「エッグコーヒー」も有名です。
1940年代ベトナムとフランスが戦争していた頃、コーヒーに入れるミルクが入手困難になり、代りに卵を使ったことから始まったそう。元々首都ハノイで考案されたレシピなので、ベトナム北部の方で好んで飲まれるようです。
この記事では、ベンタイン市場の近くにあるレトロなカフェ「OKKIO(オッキオ)」で飲んだエッグコーヒーをレポートします。
ティラミスとコーヒーの中間のような感じで美味しかったですよ。
「OKKIO(オッキオ)」の場所
OKKIO(オッキオ)を検索するといくつか出てきますが、今回紹介する店はベンタイン市場から歩いて2,3分の場所にあります。
- 住所:120 122 Đ. Lê Lai, Phường Bến Thành, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh, ベトナム
- 営業時間:7:30~22:00
OKKIOの入口は目立たないので、油断していると見逃しそうです。
入口を奥に進むと細い螺旋階段があり、上に昇るとOKKIOがあります。
タイルの貼り方が素人っぽくて味があります。日本だったら絶対あり得ないと思いますが(笑)
「OKKIO(オッキオ)」の雰囲気
店内はレトロな雰囲気で、すごく落ち着きます。
店名のOKKIO(オッキオ)とは、イタリア語で「第3の目」をあらわす「Terzo Occhio」からヒントを得ているらしい。第3の目は知恵とか知識を意味するのだとか。だから本を置いているわけだ。なるほど。
テーブルの横にはコンセントもあるのでパソコンで仕事する人にはありがたい。
ランプシェードがコーヒードリッパー。いいね
この店に限らずホーチミン市はオシャレなカフェが多いので、カフェ巡りが好きな人にはたまらない街です。
「OKKIO(オッキオ)」のメニュー
メニューを見ても、どれがエッグコーヒーかわからなかったので店員さんに尋ねてみると、どうやら「Caffe Dua [Ice-Blended]」がそうらしい。
それと、カフェラテのシェイクみたいな飲み物「Caffe Trung」を注文しました。
値段は75(75,000VND )なので日本円で約450円になります。ベトナムの物価からすると値段は高めです。
ドリンク以外にパンがありました。
写真つきのメニューはありがたい。欧米のレストランに見習ってほしい習慣です。
たとえば写真なしに「Cashew Croissant」を「カシュ―ナッツ入りのクロワッサン」と読める人は天才だと思います。
※「グーグル翻訳を使えば良いのでは?」と言われそうですが、その存在をすっかり忘れている場合が多いです(私は)
「OKKIO(オッキオ)」で朝食
この日は朝食を兼ねていたのでクロワッサンとパウンドケーキも注文しました。
エッグコーヒー(メニュー名はCaffe Dua)
表面にチョコレートパウダーが乗っています。
エッグコーヒーはコーヒーと、コンデンスミルクと卵の黄身を混ぜて泡立てたクリームの2層構造になってます。
見せてもらおうか、エッグコーヒーとやらの味を!
あっ、ウマ!
フワッとしてクリーミー。「飲むプリン」とか「飲むティラミス」って感じです。
店員さんによると、下のコーヒーとしっかりと混ぜた方が良いとのこと。
この店の自慢らしいし、実際美味しいのでオススメですよ。
こちらはココナッツラテ「メニュー名はCaffe Trung」
表面にカリカリに乾燥したココナッツが乗っていました。
ラテはシャーベット状になっていて甘く、冷たい。
しばらく飲んでいると冷たさで舌が麻痺してくるので、ココナッツを食べて回復させます。
アーモンドクロワッサン(メニュー名はAlmond Croissant)
日本のパン屋さんで売っている甘めのクロワッサンと同じくらいのクオリティ。
バターが効いていて美味しい。
パウンドケーキ(メニュー名はBanana Bread)
バナナ味のケーキでした。普通の味で、驚きはありませんでした。
まとめ
今回はカフェ「OKKIO(オッキオ)」をレポートしました。
ドリンク2つとパン2つで約1500円くらいでした。ベトナムの物価で考えると高い方だと思いますが、日本では味わえない雰囲気だったので良かったと思います。
ホーチミンに行く機会があればお試しあれ。
なお、ホーチミン市街の様子はこちらに書いています。
また、お洒落なカフェの記事はこちらもどうぞ
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