「美味しい沖縄そば」でググってみると、必ずと言っていいほど沖縄恩納村の「なかむらそば」が出てきます。ということで、その真偽を確かめに沖縄に行ってきました。
「なかむらそば」は行列ができる店だけあって、麺のコシ、スープの味、ソーキや三枚肉の味付けが抜群でした。なかでも人気No.1のアーサそばがオススメです。
それと、店の窓から沖縄の綺麗な海が見えるところもポイント。海を眺めながら食べる沖縄そばは格別ですよ~。
もうね、私の沖縄そばリストの上位にランクインしました。
「なかむらそば」の場所
「なかむらそば」は恩納村を通る国道58号沿いにあります。那覇からだと車で1時間くらいです。
- 住所
- 沖縄県国頭郡恩納村瀬良垣1669-1
- くにがみぐん おんなそん せらかき
- 営業時間
- 10:30~16:00
- 定休日
- 木曜日
- 電話
- 098-966-8005
この店はいつも行列ができているため何度も断念していたのですが、平日の午前11時頃に訪れたら入れました。
いずれにしても時間に余裕をもって訪れるのがよろしいかと。
店の前に駐車スペースがありますが、隣にも大きな駐車場があります。
こちらの方が広いので駐車しやすいかもしれませんね。
「なかむらそば」の店内
店内は沖縄によくある古民家ではなく、新しい建物で定食屋のような雰囲気。
12月に訪れたのですが、この日は暖かく、全員半袖のTシャツでした。沖縄サイコー!
そして、何と言ってもコレ!窓から見える沖縄の青い海(写真は道路から撮影)。
この時点で達成感30%
晴れることを祈りましょう。
「なかむらそば」のメニュー
入店後、券売機でチケットを購入します。
そばの価格は2023年12月時点で単品Mサイズが1000円、Lサイズが1200円でした。
そばの種類はこんな感じ。
- アーサそば
- 三枚肉とアーサのトッピング
- ソーキそば
- 本ソーキをトッピング
- なかむらそば
- 三枚肉を小さく刻んだもの
- 沖縄そば
- 三枚肉をトッピング
混ぜご飯(ジューシー)やいなり寿司のセットもあります。
ややこしいのですが、「沖縄そば」は沖縄のそば全般を指すときもあれば、この店のように三枚肉をトッピングしたメニューを指すときもあります。
さらにまぎらわしいのは、この店には大きめの三枚肉を乗せた1日6食限定の三枚肉そばというのもあります。
今回はアーサそばとソーキそばを注文しました。
「なかむらそば」のアーサそば
アーサそばはアーサと三枚肉、それにかまぼこがトッピングされています。
写真はMサイズです。福岡のうどん一杯分と同じくらいの量で、私たちにはちょうど良いサイズでした。
麺はこの店の自家製で、うどん麺を少し薄くしたくらいの太さ。
程よく弾力があって美味しい。
「なかむらそば」で特徴的なのはアーサ。スープにも入っていますが、麺やかまぼこにも練り込まれていて磯の香りがします。
アーサって何?
アーサは沖縄で収穫される「ヒトエグサ」という海藻のことで、浅瀬の岩にくっついているそうです。
食物繊維やカルシウム、βカロテン、ミネラルを多く含んでいて老化防止やガン予防などの効果があるそうです。
黄金色のスープはあっさり系だけど、かつお出汁がしっかりと効いているので抜群にうまい!
秘伝のタレで甘辛く味付けされた三枚肉の味も絶妙です。
店ごとに肉の柔らかさや味付けが違うのは当然で、人それぞれ好みはあると思いますが、私が食べてきたソーキや三枚肉の中でも上位に入る一品でした。
かまぼこにもアーサが練り込まれています。
沖縄のかまぼこは、どの店も美味しい印象。
最後は紅ショウガで味変。
辛いのが好きな人はコーレーグース(唐辛子を泡盛に漬けた調味料)を加えてみるといいかも。辛いのが苦手な人でも少しくらいなら大丈夫でしょう(知らんけど)。
噂通り、アーサそばは絶品でした。
「なかむらそば」のソーキそば
こちらは「なかむらそば」No.2の人気商品ソーキそば。
アーサとかまぼこは入っておらず、かわりにソーキとネギが乗っています。
ソーキとは豚のあばら骨の部分(スペアリブ)の肉のこと。三枚肉よりも肉の量が多いので食べ応えがあります。こちらも甘辛い醤油の味がたまらんです。
麺の食感はアーサそばと同じですが、アーサが入っていないのでさっぱりしたお味。
磯の香りが苦手な人はこちらが良いかもしれませんね。
ごちそうさま。
まとめ
この記事では恩納村の人気店「なかむらそば」をレポートしました。
自家製麺、スープ、肉がどれも美味しく恩納村まで行く甲斐はあると思います。特に他店では味わえないアーサを使ったアーサそばがオススメです。
沖縄の海を眺めながら食べるそばは最高ですよ~。
機会があればお試しあれ
なお、近くにはこんな店もあります。
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