妻の誕生日にちょっとだけいい物を食べようということで、天神の岩田屋新館にある「味素楽(みそら)」に行ってきました。
この店のウリは、牛肉/うなぎ/地鶏/穴子の具材を使ったまぶし料理。炊立てのご飯と具材を混ぜてそのまま食べてもよし、薬味やダシを加えながら食べるのもよし。味の変化を楽しむのがまぶし料理の醍醐味です。
以前にもまぶし料理をいくつか紹介してきましたが、味素楽(みそら)のうなぎまぶしも最高でした。そして、意外だったのは黒毛和牛のまぶしはも負けず劣らず絶品だったこと。本当にオススメです。
博多まぶし 味素楽(みそら)の場所
「博多まぶし 味素楽(みそら)」は岩田屋新館 7階にあります。
- 住所:福岡市中央区天神2-5-35 岩田屋本店 新館 7F
- 営業時間:11〜16時(平日)、11〜20時(土日)
店内は和モダンなつくりで、落ち着いた雰囲気です。テーブルなので、あぐら座りや正座が苦手な人にはありがたい。
博多まぶし 味素楽(みそら)のメニュー
味素楽では、4種類のまぶし料理を提供していました。
- 黒毛和牛のまぶし(2,310円)
- 薩摩川内うなぎのまぶし (半尾:2,035円、1尾:3,410円)
- 博多地鶏とありたどりのまぶし (1,650円)
- 対馬産穴子のまぶし(1,705円)
どれも美味しそうですね。
まぶしの他に、土日祝日限定のサービスランチ(11~15時)もあります。
- 鯛めしと柚子おろし肉うどん(1,540円)
- 海鮮チゲ鍋焼うどん(1,540円)
- 旬菜彩り膳(1,430円)
こちらは限定15食になります。
私たちは「黒毛和牛のまぶし」と「薩摩川内のうなぎのまぶし(1尾)」を注文しました。
黒毛和牛のまぶし
この店は、注文してから土鍋で炊きはじめるので少々時間がかかります。待っているあいだに期待が膨らんだところで、黒毛和牛のまぶしがやってきました。
どんなものかはメニューを見て知っていましたが、実物が出てくると「うぉー」と心の中で叫んでしまう。そのくらいインパクトがあります。そして、見た目もよい。
メニューに書いてある【博多まぶしのおいしい召し上がり方】によると、「まずはよく混ぜて、1杯目はそのままで」とある。過去にもまぶし料理は食べているので、このあたりの作法は心得ています。
炊立てのご飯はホクホク。米と錦糸卵は甘味があって美味しい。
そして、主役の九州産黒毛和牛。肉は若干固いものの、噛んでいると凝縮した旨みがじわーっと出てくる。メニューによると肉は低温調理したあとオーブンで焼いているのだとか。塩味が効いているのでそのままでも十分に堪能できます。
次は、「薬味やお漬物とご一緒に」だそうだ。はい、そうします。
そのままでも美味しいのに、あられと海苔、ネギの薬味を入れたらウマさ倍増です。ただ、よく混ぜてないと、わさびパンチの衝撃が頭を突き抜けていきます。
「3杯目は、味素楽の特製スープをかける」です。
正直に言えば、牛肉にスープってどうなの?と思っていましたが、食べてみるとチョ~美味しい。1杯目、2杯目ときて感動が薄れてきた頃に再び感動を引き寄せました。すごい。
このスープ味は、「あご入り兵四郎だし」に近いかな。とにかくウマいです。
食べる前は、量的に多過ぎて厳しいかなぁなどと心配していましたが、アッサリといけちゃいました。
薩摩川内のうなぎまぶし
こちらは薩摩川内のうなぎまぶし(1尾)。
私の同僚が川内出身なので「せんだい」と読めますが、普通だと読むのが難しいかも。鹿児島県は養殖うなぎの生産量が日本一で、なかでも薩摩川内市は志布志市(しぶしし)と並ぶ養殖うなぎの産地だそうです。
食べ方は黒毛和牛のまぶしの時と同じ。まずは、そのままで頂きます。
ご飯、玉子、そしてうなぎの香ばしい味が三位一体となって、ぅおいしいーー!!
やっぱり、まぶしの王様はうなぎかな。黒毛和牛も本当に美味しいのですが、なんというか、うなぎにはチャンピオンの風格があるんです。あくまで私の感想です。
薬味を入れると彩りも良くなります。
あられのカリッとした食感と海苔の風味が加わって一段と味が良くなりました。
はい、特製スープを加えると完成です。魚でとったダシ(と私の舌が言っている)とうなぎの相性は抜群です。
うなぎまぶしは、とにかく絶品でした。なお、予算に余裕があればうなぎ1尾をオススメします。
まとめ
この記事では味素楽(みそら)の黒毛和牛のまぶしと薩摩川内のうなぎまぶしをレポートしました。
店の雰囲気、料理の味と見た目は文句なしでした。
ちょっといいものを食べたい時にいかがでしょうか?
なお、当ブログでは他にもまぶし料理をレポートしています。
【山口川棚温泉】「たかせ」の元祖瓦そば&うなめしの黄金コンビを食べる
【博多中州とりまぶし】1度に4つの味を楽しむ|超絶うまい華味鳥のとり皮
機会があればお試しあれ。
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