四国旅行の最初の立ち寄り場所として、今治城に行ってきました。
今治城は、加藤清正と並ぶ築城名人の藤堂高虎が建てたもので、見た目がとても美しく見応え充分な城でした。
また、今治といえばタオルが有名ですが、食べ物では鯛めしが有名です。今回の旅行では、道の駅で2種類の鯛めしを食べ比べてみましたが、どちらも絶品で甲乙つけがたいものでした。
ということで、この記事では愛媛県の「今治(いまばり)城」と「道の駅 今治湯ノ浦温泉の鯛めし」をレポートしています。
今治城の行き方
今治城へは、松山空港から国道196または国道317を北東へ進むと1時間20分ほどで到着します。松山市内からも同じくらいの時間で着きます。また、広島県尾道市から「しまなみ海道」を自動車で南下すれば1時間ほどで行くことができます。
今治城の入り口に一番近い駐車場は第1駐車場になります。
また、土日祝日(9:00~18:00)に限定されますが、堀沿いの今治駐車レーン(上のマップの赤いバルーンのところ)が無料開放されるようですので、第1駐車場が満車で止められない場合はこちらへどうぞ。
今治駐車レーンから今治城まで徒歩7分になります。
今治城について
今治城は、藤堂高虎が1600年頃に建築した城です。
藤堂高虎は、戦国時代から江戸時代初期まで生き抜いた戦国武将であり、加藤清正や黒田如水と並ぶ築城名人と称されています。
74年の生涯の中で、20近くの城づくりや改修にかかわったそうだ。
堀の水は、海から引いているので潮の満引きで水位が変わります。現在の堀は1重ですが、当時は3重だったそうで、海と堀を直接行き来していたそうです。
湧き水も出ているので淡水魚と海水魚の両方が生息していて、フグが泳いでいました。タイミングが良ければエイやサメを見ることができるかも!
この石垣は、「野面積(のずらづみ)」という自然の石をそのまま積み上げる方法で造られたもので、白い石は大理石です。
藤堂高虎は、当時では先端技術であった積上げ法を早くから採用していたんですね。
鉄御門(くろがねごもん)
よく見ると黒い鉄板が張り付けてありました。とても頑丈そうです。
暖簾に「吹」という文字が描かれていますね。これは、その昔「吹上の浜」という砂浜に建てられた城であることに由来していて、別名「吹揚城」とも呼ばれています。
見た目が美しい5層の天守閣。
この建て方は、藤堂高虎が開発した「層塔(そうとう)型」と呼ばれる建築法で、それ以前の上下が異なる層で建てられた「望楼(ぼうろう)型」よりも工期を短縮できるメリットがある。よく考えたものですね。
通常の城は、敵が攻め込んできたときに容易に天守閣へ辿り着かないよう内部の道が迷路のようになっています。ところが、今治城は入口から天守閣までが単純な通路になっていて、方向音痴の私でさえ迷わず着いてしまいます。
なぜ?
パンフレットによると次の説明がありました。
これまでの迷路のような複雑な形の城と比べ、四角形を基本とする単純な形になっています。築城工事が容易になり、城内の土地を広く確保できるなど、効率的な城づくりや平時の生活に適した形になっています。
今治城パンフレットより
徳川が勝利して、戦はもう起らないだろうから、凝った城は必要ないだろうと思ったのでしょうか。
天守閣に入場するにはチケットを買う必要があります。
観覧時間 9:00~17:00
観覧料 一般:500円 学生:250円
団体割引(20人以上)で2割引
休館日 12月29日~12月31日
5層の天守閣と櫓を見学して、およそ1時間半で回ることができました。
最上階からの眺め。
平城なので、天守閣からだと360度、今治の町を見渡すことができます。
今治城、どこから見ても、かっこいい。
城好きな人はもちろん、そうでない人でも楽しめる場所だと思います。
海峡めし(鯛)と鯛釜飯は絶品だった!
せっかく今治を訪れたので地元の名物料理、鯛めしを食べに行きました。
鯛めしには、土鍋や釜に入れて炊き込んだ釜飯と、鯛の刺身にタレと薬味を混ぜた丼ぶりの2種類があります。
今回は、その両方を食べられる店を検索して、「道の駅 今治湯ノ浦(ゆのうら)温泉」を選びました。
「道の駅 今治湯ノ浦(ゆのうら)温泉」は、今治城から産業道路を南へ進んで20分ほどの所にあります。
営業時間 9:00~18:00
ここは券売機でチケットを買うシステムでした。入口横にあるメニューを見ながら、刺身の鯛めしである海峡めし(鯛)とお店イチオシの鯛釜飯を購入しました。
ちなみに、鯛釜飯は注文してから作り始めるので、出てくるまでに20分くらいかかりました。時間に余裕を持って行きましょう。
海鮮めしの方は、わさび醤油を御飯にかけて卵と混ぜて食べます。
うまーーーい!
鯛と卵の甘さが絡み合っていい味出しています。絶妙なコンビネーションだ。もうね、サラサラといけちゃいますよ。
脇役の貝の味噌汁と漬物も侮れない美味さでした。
こちらは鯛釜飯。炊立てほっかほか。しっかり鯛のダシが出ていておいしい。
海峡めし(鯛)も鯛釜飯も甲乙つけがたい美味さでした。
ちなみに、他のお客さんが注文していた鯛ラーメンも食べてみたかったのですが、私たちの許容量を超えてしまうので今回は諦めました。
機会があればトライしたい一品です。
食事代:1880円(海峡めし900円、鯛釜飯980円)
愛媛といば柑橘の国。食後はみかんジュースを飲んでみました。
もちろん、搾りたて100%なのでオイシイですよ。
レストランの隣にはお土産屋さんがあったので、お土産を買いました。
左上から「オリーブ塩」、「みかんジュース」
下は「みきゃんクッキークランチチョコ」
最後に
今治を訪れたら、今治城と鯛めしがおすすめです。
それと50歳のおじさんが言うのもなんですが、みきゃんの可愛さハンパない。ヤバいです。
時間があれば訪れてみてはいかがでしょうか?
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