沖縄を訪れたら沖縄そばを一度は口にするでしょう(知らんけど)。「そば」という名前ですが蕎麦粉は使われておらず、100%小麦粉の麺です。スープは鰹か豚骨ベースだし、見た目もうどんっぽいのですが、食べてみるとどこか違います。
沖縄そばの説明はこちらに書いています。
今回は、北谷(ちゃたん)町にある「謝苅(じゃーがる)そば」のソーキそばをレポートします。
謝苅(じゃーがる)とは泥炭岩でできた土地のことだそうです。
この店は北谷の高台に建っているので、窓側の席からアメリカンビレッジや宮城海岸を眺めらながら、美味しい沖縄そばを楽しむことができますよ。
「謝苅そば」の場所
「謝苅そば」は北谷町にある人気の沖縄そば店です。
- 住所
- 沖縄県中頭郡北谷町吉原98-1
- なかがみぐん ちゃたんちょう よしはら
- 営業時間
- 10:00~15:00
- 定休日
- 金、日
- 駐車場あり
那覇市内から車で移動する場合、国道58号を北上して40分くらいで到着します。
駐車場は店の前に6台、近所の教会の契約駐車場に7台分あります。
- 教会の契約駐車場:13~19番まで
「謝苅そば」の店内
店内はこのような感じ。
朝10時の開店と同時に訪れたので客はほとんどいませんでしたが、お昼頃になると満席になるそうです。
窓側の席がオススメ。北谷の海やアメリカンビレッジが見えます。
この日は曇っていましたが、晴れたら青空と海の色で爽やかな気分になれると思います。
「謝苅そば」のメニュー
メニューは基本的に沖縄そばのみ。サイズは大か中、麺はゆでか生を選択できます。だいたい650円~950円の価格帯でした。
- 三枚肉そば
- ソーキそば
- てびちそば
- ミックス(ソーキ・てびち入り)
- ゆし豆腐そば
- ポーク玉子そば
- 骨汁
- 骨そば
- ジューシー(炊き込みご飯)
私たちはソーキそば(中)、ゆで麺と生麺を注文しました。
「謝苅そば」のソーキそば(中)
ソーキそば到着。
中サイズと言っても、福岡で食べる普通のうどん一杯分くらいあります。
大きなソーキ(豚の骨付きあばら肉)が2つ、錦糸玉子、ネギがトッピングされています。色合いがいいですね。
2つのソーキのうち、1個目は本ソーキでした。固い骨が付いたあばら肉のことを本ソーキと呼びます。
柔らかく煮込んでいるので、口に入れると肉がホロホロと崩れていきます。普段食べている豚の角煮よりも醤油の味付けが薄い感じ。でも、美味しいですよ。
2個目は軟骨ソーキ。軟骨部分がおでんのスジくらい柔らかく煮込まれているので、まるごと食べることができます。
個人的には本ソーキより、こちらの方が好みです。
ゆで麺は、まっすぐなストレート麺でした。
一方、生麺の方は麵が波をうっていて、少しモチっとした感じ。
ゆで麺も生麺も味に大きな違いはなく、食感が若干違う程度。
「ぜったいこっちの麺がオススメ」というほど差はありませんでした。
スープは鰹ベースの優しい味。けっして味が薄いわけではなく、しっかり出汁がでています。
あっさり系の飽きの来ない美味しさ。
味変したい人は、紅ショウガやコーレーグース(泡盛に漬けた唐辛子の調味料)が合います。
まとめ
この記事では「謝苅そば」をレポートしました。
あっさり系のスープとボリューム感のある2種類のソーキが印象的でした。晴れたら海側の景色を眺めながら沖縄そばを満喫できそうです。
機会があればお試しあれ
なお、北谷町で有名な浜屋についてもレポートしています。
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