みなさんは台湾を訪れたことがありますか?
台湾は福岡から飛行機で3時間くらいです。親日国で親切な人が多く、また九份や十份、台北101など観光名所もたくさんあります。
台湾は夜市も有名です。夕方になると多くの人がやってきて、まるでお祭りのようになります。
さて、台湾の食べ物と言えば小籠包がはずせません。点心で有名な鼎泰豊(ディンタイフォン)には多くの日本人が訪れるようです。ちなみに福岡だと博多駅のくうてんにも鼎泰豊がありますね。
この蒸した小籠包はもちろん美味しいのですが、個人的には焼いた小籠包の方が好みです。餃子なら水餃子より焼餃子を選びたい派。
前置きが長くなりましたが、今回紹介するのは去年天神にオープンした「ダパイダン105」という店。東京・大阪中心に展開している店で、福岡では初めての出店だそうです。出来たての点心を気軽に楽しめるこの店の焼小籠包は絶品でした。
「ダパイダン105」の場所
ダパイダン105はアクロス福岡の向かい側のうまかもん通り(水鏡天満宮の横の路地)にあります。
通りを奥へ進んでいくと、派手な看板をかかげた店があるのですぐにわかると思います。
- 住所:福岡市中央区天神1-15-3
- 営業時間:
- 11:00〜15:00、17:00〜23:00
- 土日祝も営業
- 電話番号:092-717-2777
ダパイダン(大徘襠)とは台湾の言葉で「屋台」という意味だそうです。
店内はカラフルな提灯や漢字のメニューがあり、台湾のような雰囲気を醸し出していました。
「ダパイダン105」のメニュー
メニューは焼売や餃子、春巻き、麺、ご飯モノなどありますが、イチオシは何と言っても焼小籠包です。これは絶対に注文しましょう。
それぞれが500~700円くらいで注文しやすい値段です。
選ぶのが面倒なときは台湾の地名のついたセットメニューもあります。
- 焼小籠包セット
- 台北:焼小籠包3個+麺料理
- 台南:焼小籠包3個+飯料理
- 夜市:焼小籠包3個+麺料理+飯料理
- 焼売セット
- 高雄:3色焼売3個+麺料理
- 新竹:3色焼売3個+飯料理
- 九份:3色焼売3個+麺料理+飯料理
麺料理は次の中から1品選びます
- 坦々麺:胡麻ペーストとピリ辛麺
- ウンタン麺:ワンタンの入ったあっさり麺
- タンツー麺:海老ダシ、肉みそ、香草が入った麺
- 焼ビーフン:海鮮、野菜入りの焼ビーフン
飯料理は次の中から選びます
- 魯肉飯:豚肉入りの台湾の定番飯
- 海南鶏飯:ゆでた鶏肉、あっさり系飯
- 陳麻婆飯:麻婆豆腐丼
- 炸鶏排飯:台湾唐揚げ丼
ちなみに私たち(2名)は、夜市を1セットと唐揚げ(単品)、ドリンクを注文してお腹一杯になりました。
「ダパイダン105」の焼小籠包
焼小籠包が来ました。夜市セットなので3つです。
サイズも見た目もカップケーキのような感じ。
いきなり食べると熱々の汁がでてきて火傷するので絶対にやめましょう。まず器に入れます。
箸で穴をあけて汁を出します。そして、それをすすります。
肉汁のジューシーさと程良い塩加減が抜群に美味い。
底の部分は絶妙な焼き加減でカリカリです。
餡にもしっかり味がついているので、そのまま食べても十分美味しい。
テーブルには中国醤油と香酢、ラー油が置いてあるのでお好みでどうぞ。
ダパイダン105の看板メニューだけあって間違いなく美味しいです。
「ダパイダン105」の坦々麺
夜市セットには麺がつくので坦々麺を選びました。
見た目からして辛そう。カシューナッツが入っている坦々麺を見るのは初めてです。
表面にラー油が浮いているのでそのまま飲むと危険です。肉味噌とスープをしっかり混ぜましょう。
辛さはハウスバーモンドカレーの中辛くらいで、私の舌だと限界ギリギリのレベルです。これ以上辛くなると食べれません。子供連れなら気をつけた方が良いでしょう。
味は濃厚。深みとコクがあって美味しい。
麺は太く、モチモチとしていて、濃厚なスープによく合います。
ただ、台湾料理でよく使われる八角が入っているのでシナモンのような独特の味がします。これは好みが分かれるでしょう。
「ダパイダン105」の海南鶏飯
海南鶏飯(ハイナンチーハン)はカオマンガイとも呼ばれるアジア飯。
茹でた鶏肉が入っていて、甘酸っぱい醤油と辛味で味付けされていました。
味は普通かな。魯肉飯も試したかったなぁ。
まとめ
この記事では「ダパイダン105」をレポートしました。
焼小籠包は間違いなく美味しいです。カリカリ・モチモチの皮、中からあふれ出るスープ、しっかり味付けされた餡、どれも完璧でした。酢醤油やラー油はもはや不要かもしれません。
機会があればお試しあれ
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