「名島亭」は福岡市東区名島で1987年に創業して以来、多くの人に愛されてきた長浜ラーメンの名店でしたが、店舗の老朽化などの理由から2022年に閉店してしまいました。
なお、2023年1月現在では博多デイトス店とMark is福岡ももち店で食べることができます。
ということで、今回は名島亭博多デイトス店のラーメンとチャーハンをレポートします。
「名島亭」博多デイトス店の場所
「名島亭」博多デイトス店は博多駅新幹線口2階、博多麺街道の中にあります。
博多麺街道には、一幸舎や二男坊、だるま、海鳴、月そば、どさんこ、ShinShin、麺や兼虎、博多辛麺狛虎など、有名店がずらりと並んでいて選ぶのが悩ましい。
- 営業時間 11:00~22:00
名島亭の外観は、昭和レトロを思わせる屋台風の店構えです。
店内はカウンターとテーブルがありますが、席数は少ないです。
フードコートのように入口付近で注文して、ブザーが鳴ったら自分で受取って、食後は食器返却口へ持っていくシステムです。
「名島亭」博多デイトス店のメニュー
メニューは大体こんな感じ。()内は2023年1月の価格です。
- 豚骨ラーメン(790円)
- 煮玉子豚骨ラーメン(900円)
- チャーシュー豚骨ラーメン(1020円)
- 煮玉子醤油豚骨ラーメン(900円)
- チャーハン(650円)
- 一口餃子5個(250円)
今回は豚骨ラーメンとチャーハンを注文しました。
名島亭のラーメンとチャーハン
豚骨ラーメン到着!
麺とチャーシューとネギのシンプルなやつ。
表面に若干背脂が浮いていますが、ギトギト感はありません。
名島亭では久留米ラーメンの製法で見られる呼び戻しスープを使用しているとのこと。
この製法は、釜を空にせず、豚骨や出汁の継足しを繰り返しながらコクを作り上げていくそうだ。
癖がなく、あっさりしているけど美味しい。
ラーメンのジャンルとしては長浜漁港周辺で発展した長浜ラーメンだそうです。その他には豚骨スープに醤油を加えた博多ラーメン、久留米で発展した久留米ラーメンがあります。
ちなみに、私は豚骨臭や背脂が特徴的な久留米ラーメンはわかりますが、博多と長浜は区別がつきません。それを知らなくてもラーメンは美味しいのです。
麺は細いストレート麺。
私好みの太さだけど、柔らかすぎる感じ。もう少し歯ごたえがあって良いと思いますが、好みの問題でしょうか。
そういえば注文するときに硬さを聞かれませんでした。
チャーシューは薄目。
個人的にはこの安っぽい感じのチャーシューも好きですよ。
受取り口の近くに辛子高菜と紅ショウガがあったので持ってきました。
後半戦は味を変えて挑みます。
チャーハンは激うまです。
ラードを使っているのか香ばしいかおり。
紅ショウガがアクセントになっていて良い。
お腹と財布に余裕があればチャーハンをオススメします。
ごちそうさまでした。
まとめ
今回は「名島亭」博多デイトス店をレポートしました。
昔ながらのオーソドックスな豚骨ラーメンで私の好きな味でした。チャーハンもおすすめです。
ただ、セルフサービスであることと、博多駅だからか値段がちょい高めなのが気になりました。
ちなみに、名島亭のご主人は現在城南区のミシュラン2つ星の料亭「油山山荘」の敷地内にある拉麺處丸八で、伝説の師匠といっしょにラーメンを作っているそうです。こちらも機会があれば行ってみたいです。
なお、近くにはこんな店もありますよ
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