2023年の香港旅行では、香港島にあるマリオット系列のホテル「コートヤード バイ マリオット香港」に2泊しました。
英語表記だと「Courtyard by Marriott Hong Kong」です。
ポイントは次の通り。
「コートヤード バイ マリオット香港」の場所
コートヤードは香港島の北部に位置するホテルです。
香港島には金融街や繁華街があり、また香港大学や夜景で有名なビクトリアピークもあります。
ホテルから中心地まではバスや電車、トラムが頻繁に出ているので10~20分程度で行くことができます。
- 住所:167 Connaught Road West, Sai Ying Pun, Hong Kong Hong Kong
上の写真は香港島の対岸にある九龍(読み方はクーロンとかカオルーン)から香港島を見た100万ドルの夜景です。残念ながらコートヤードはこの中にはありません。
九龍と香港島はトンネルでつながっているため、バスや地下鉄で簡単に行き来することができます。またビクトリアハーバーをフェリーで往来することもできます。
香港国際空港からコートヤード バイ マリオット香港までの行き方
空港からコートヤードまでエアポートエクスプレス(電車)でも行けますが、途中でバスかトラムなどに乗り換えないといけないので面倒です。スーツケースを転がしながら移動するのは辛い。
なので、コートヤードホテルまでは空港バスがオススメ。
オクトパスカード(Octopus card)を購入しよう
オクトパスカードの使い方は日本の交通系ICと同じで、電車・バス・トラムに乗車(あるいは下車)するときカードをかざすだけ。切符を買わなくて済みます。
また、コンビニの支払いも可能です。
ちなみに、空港バスはVISAのタッチ決済で支払うこともできます。
オクトパスカードは空港内だとセブンイレブンやエアポートエクスプレスの切符売り場で購入できます。
より詳しい情報は「オクトパスカード 香港空港」でググれば沢山出てきます。購入方法やデポジットなど事前に調べておいた方が無難でしょう。
チャージしたいときはお金とカードを出して「チャージ、プリーズ」、払戻ししたいときは「リファウンド、プリーズ」と言いましょう。
香港国際空港の空港バス乗り場
香港国際空港(おそらくターミナル1)に到着したら、バス乗り場を目指しましょう。
案内板のバス乗り場の表示はBUS(巴士)となっています。
上記の写真のような通路を進みます。
写真の掲示板のThis Busの列を見るとA10のバスが15分後、A12が10分後に発車することがわかります。
ちなみに運賃は47.9/49.7HK$(約1000円)でした。
香港ドルから日本円にざっくりと換算する場合は、香港ドルを20倍(2023年10月のレート)していました。たとえば50HK$であれば約1000円になります。
この地図を頼りにYellow ZoneのA10/A12の乗り場へ移動します。
乗車口のところでオクトパスカードかVISAのタッチ決済で運賃を支払います。
バスの中は寒いので、寒がりな人は長袖の着るものを用意しておいた方が良いでしょう。
下車するバス停
下車するバス停は次の通り
- A12の場合はコートヤードホテルの前(通りをはさんで反対側)のバス停で下車
- A10の場合はコートヤードホテルから徒歩3分ほどのバス停で下車
ところで、見知らぬ土地だとバスがどこを走っているかわからないし、いつ下車すればよいのかわかりづらいですよね?
私はスマホのグーグルマップで現在地を確認しながら、ホテル近くのバス停で下車しました。このやり方はどこでも使えるので便利です。もちろん、海外でスマホが使えることが前提です。
「コートヤード バイ マリオット香港」のフロントとロビー
ホテルのフロントはこんな感じ。
質素でもなく豪華でもなく、その中間くらいの雰囲気でしょうか。
ロビーにはコンシェルジュ兼売店や「MoMo Café」もあります。
スタッフの方は対応が良く、とても親切でした。
英語はOKですが日本語は通じませんでした。
ところで、このホテルはフロアの数え方がヨーロッパ式なので、日本でいう1階はグランドフロア(G)、日本の2階が1階(First Floor)になります。
したがってエレベータでフロントへ行くときは「G」ボタンを押します。
「コートヤード バイ マリオット香港」のキングベッドルーム
部屋のタイプは1kingでした。
ベッドのスプリングはちょうど良い硬さで寝心地は良かったかな。ぐっすり眠れました。
ただ、コンセント&USBの口がベッドの片方しかないのがイマイチ。
ハーバービューでまぁまぁの景色でした。
海の向こうは九龍になります。
公式サイトによると24m2の広さですが、間取りが変則的(極端に言えば三角形)なので若干狭く感じました。
机の上にコンセントの変換器があったので、ありがたく使わせてもらいました。香港の電圧は220Vなので注意しましょう。
ホテル内はWifiも利用できました。
くつろぎのスペースにソファとラゲッジラックを無理やり詰め込んだ感じ。
洗面台は鏡が大きくて広く感じます。
近眼・老眼の私にはフェイスミラーがありがたい。
アメニティは歯ブラシ、髭剃り、くしなど一通りありました。
シャワールームはこんな感じ。
バスタブはありません。
このホテルに限らず、香港のトイレはウォシュレットがついてなかったです。残念。
クローゼットの中にスリッパがありました。
海外ではスリッパがない場合もあるので、これはありがたい。
無料のペットボトルが用意されていました。
コーヒー類はドリップ式ではなく、スティック状のインスタントコーヒーでした。
お値段は2~3万円で、香港の相場を考えると相応の部屋かな。
フェリー乗り場、国際金融中心、中環街市方面への行き方
ホテルのシャトルバスを利用する
- 第1ポイント
- Shun Tak Centre/Hong Kong Macau Ferry Terminal/MRT Sheung Wan Station
- 第2ポイント
- Airport Express Hong Kong station/IFC国際金融中心/MTR Central Station
- 平日
- 8:00, 8:30 , 9:00 , 9:30 , 10:00
- 17:00 , 18:00 , 19:00(第2ポイントのみ)
- 週末と祝日
- 9:00 , 10:00 , 11:00
- 15:00 , 16:00 , 17:00(第2ポイントのみ)
トラム(路面電車)を利用する
トラムの路線は東か西に向かう電車しかないので、方向さえ間違えなければ問題なく乗れると思います。本数が多いのであまり待つ必要もありません。
コートヤードホテルから繁華街へ向かう場合、東へ向かうほうのWater Street(水街)11Eという停留所から乗車します。
15~20分ほどで繁華街に着きます。
トラムの乗り方は
- トラムの後ろから乗車します。運賃は支払いません。
- 支払いは下車するときにオクトパスカードかVISAタッチで払います。1回乗車につき3HK$(約60円)です。
香港の風情を味わうことができるので、一度は乗ることをおススメします。
まとめ
今回はコートヤード バイ マリオット香港をレポートしました。
部屋の間取りが多少いびつでしたが、清潔だし値段相応のホテルだったと思います。
またスタッフはみなさんフレンドリーでとても親切でした。
中心地から少し離れていますが、交通の便は良かったので特に困ったりはしませんでした。
旅の参考になれば幸いです。
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