台湾1泊2日の弾丸旅行で泊まったホテルはW台北でした。
W台北はマリオットグループのホテルなので、SPGカードのポイントを使用して無料で泊まってきました(2019年11月)。
SPGカードの年会費は34,100円とかなり高額ですが、毎年カード更新時に無料宿泊特典※がもらえること、また自動的にMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員になれます。
ゴールドエリート会員で受けられる特典
- 部屋をアップグレードしてもらえる可能性がある
- 2時までのレイトチェックアウト
- 滞在ごとに25%のボーナスポイント
などです。
ちなみにネットで調べるとW台北は1泊4万円くらいなので、年会費分以上を取り戻せたことになります。残念ながら部屋のアップグレードはありませんでしたが、広々とした感じの良い部屋でした。
また、W台北やその周辺からは、台北のシンボル台北101を見ることができます。今回の旅行では夜の台北101しか見れませんでしたが、ライトアップされた姿はとても綺麗でした。
ということで、この記事ではW台北ホテルへの行き方や部屋の様子を紹介します。また、写真映えする夜の台北101も合わせて載せています。
台北駅からW台北ホテルの行き方
W台北ホテルは、MRT(地下鉄)の市政府駅(Taipei city hall station)から徒歩数分の場所にあります。
台北駅から市政府駅へは、MRTのBannan Line(板南線)で乗って15分ほどで着きます。なお、写真では台北駅が台北車站となっています。
MRTに乗るには、自動販売機でトークンと呼ばれるプラスチックのコインを購入します。台北駅から市政府駅まで20元(75円程度)なので安い!
改札は、日本で定期を使用するときと同じように、トークンを改札のセンサーにかざせば抜けることができます。改札を出るときはトークンを投入口に入れて抜けます。
ちなみに台湾はタクシーの値段も安く、台北駅からホテルまで200元(750円)程度なので人数や荷物が多いときはタクシーで移動するという選択肢もありますね。
台湾の通貨
台湾の通貨は「元、圓、台湾ドル」。2019年11月初旬のレートは1元=1圓=1台湾ドル=3.5日本円くらいでした。
日本円に換算するときは、台湾の値段 x 3.5(面倒なときは4倍)すれば計算できますね。
W台北ホテルに泊まる
W台北ホテルの正面です。Wの文字が赤く輝いていました。向こう側に見えるタワーが台北101です。
1階ロビーの様子。
W台北は近代的なホテルで、建物内にはいろいろな装飾品が飾られています。それらを見るだけでも楽しめます。
W台北へチェックイン
チェックインカウンターは10階にあるのでエレベータで上がります。
チェックインは英語でしたが、スタッフがとてもフレンドリーで感じが良かったです。
事前にメールで、「台北101や夜市、ローカルフードを楽しみたい」と連絡しておいたら、行き方を丁寧に教えてくれました。
私たちの隣のゲストは日本語で話してたので、英語が苦手な場合は”Japanese please”と言えば、日本語の通じるスタッフが対応してくれるかもしれません。
今回はSPGのポイントを利用したので宿泊費は無料でしたが、デポジットとして5000台湾ドルを預ける必要がありました。まだ確認できていませんが、何もなければ引き落とされないはずです…
W台北のレストラン・サービス情報
- インターネット
- 400台湾ドル/1日
- Marriot Bonvoyメンバーは無料
- 400台湾ドル/1日
- 朝食
- The Kitchen Table 10階 6:30~10:00 am(土日祝日は10:30まで)
- 大人880台湾ドル、子供(3~12歳)440台湾ドル
- The Kitchen Table 10階 6:30~10:00 am(土日祝日は10:30まで)
- レストランバー
- 10階 The Kitchen Table 6:30~10:00 pm
- Marriot Bonvoyシルバー/ゴールドメンバーは15%OFF、プラチナ以上は20%OFF
- Woo Bar 10階 10:00 am ~1:00 am (金土は2:00am)
- Wet Bar 10階 7:00 pm ~1:00 am (金土は2:00am)
- Yen Bar 31階 2:00 pm ~ 0:00 am
- Yen Restaurant 31階 11:30 am ~ 10:00 pm
- Marriot Bonvoyシルバー/ゴールドメンバーは15%OFF、プラチナ以上は20%OFF
- 10階 The Kitchen Table 6:30~10:00 pm
- ボトルウォーター
他にプール、ジム、スパがあります。
W台北の部屋
部屋の雰囲気は清潔&モダンで、2人でもゆったりめ(広さは43m2)でした。
おそらく一番下のグレードだと思いますが、感じが良く十分満足できました。
ベッドは固すぎず柔らかすぎず丁度良い。ベッドの上の丸太棒のようなものは使い方がわからなかったのですが、腰の下にひいて体をゴロゴロしたら気持ち良かった。正しい使い方なのかは不明です。
オレンジ色の透けたボードで仕切られた魅惑のバスルーム。
バスタブとシャワーの両方ついていました。移動で疲れた時はバスタブに浸かりたいですよね。
入浴を見られて恥ずかしいときは雑誌横のドアを閉めましょう。
というか、シャワーを使うと水が外に飛び出すので、(写真に写っていませんが)入口側のドアも閉めておいた方が良いでしょう。
シャワーのお湯の出し方がわからなくて悩んだのですが、シャワーとは反対側の壁にハンドルがありました。
歯磨き用の水も用意されていてありがたい。
左側のエビアンはTWD260(260台湾ドル)と書いてある。本当に900円もするのだろうか?有料かもしれないので使用しませんでした。
洗面に必要なものは揃っています。グレーのアイス棒みたいなやつは爪用のヤスリ。
ブルーのボトルはボディクリームと洗顔用ソープ。乾燥肌にはうれしい。
それとスリッパもありました。「えっ、当たり前じゃないの?」と思うかもしれませんが、海外のホテルでは、割と良いホテルでもスリッパがないときがあるんです。
有料と思われるエビアンに頼らなくても、サービスの水が沢山あるので助かりました。
自動で蓋が開くタイプのウォシュレット。あると嬉しいですね。
ミニバーがありました。また、上部の棚を開けるとTシャツや帽子、つまみ類が置いてありました。もちろん有料です。
コーヒーやティーバッグは自由に飲めますが、コーヒーメーカーがありませんでした。なので、お茶の葉を入れてシュコシュコする銀色のやつ(写真左奥)を使ってコーヒーを入れました。正しいのだろうか?
21階の部屋から撮影した風景です。ちなみにベランダはありませんでした。
台北101が見れないのは残念ですが、これはこれで良い景色ですね。
メールで「結婚記念日のお祝いでホテルを利用します」と知らせておいたら、サービスでケーキを用意してくれていました!!手書きの温かいメッセージも添えてあります。
うれしい心遣いですね~。
ただ、ピンクのコーティングが砂糖でできていて、食べてみると恐ろしいほど甘い。いくらスイーツ好きと言っても無理でした。
なので、砂糖を取り除いて中身のスポンジケーキだけ食べました。
黄色い石のようなものはドライフルーツでした。入れ物がちょっとオシャレですね。
台湾の形をしたお菓子は、台湾名物のパイナップルケーキ。こちらは間違いなくうまいです。前回、台湾に来たときはお土産に買って帰りました。
綺麗にライトアップされた台北101
このホテルは、台北のシンボルである台北101に近いので、場所によっては迫力のある写真を撮ることができます。
夜になるとライトアップされるのでとても綺麗でした。
W台北ホテルの31階 YEN Barから台北101を撮影
チェックイン後、一息つくためホテル31階にあるYen Barへ。
コーヒーの種類にBold/Hot/Iceとあったので、ウェイターに「Boldって何?」って尋ねたら、「えっとー、HotかIceしかありません」だそうです。
Hotコーヒーとジャスミンティーを注文。ドライベジタブルはサービス品です。
メニューに値段が書いていないので請求額が怖かったですが、Marriott Bonvoyゴールドメンバーなので無料ということでした。
たまたまですが、台北101が良く見える席に案内してもらえました。
写真は、2019月11月現地時間5:30頃に撮影したものです。
もう少し遅い時間の方が、ライトアップされた綺麗な写真が撮れますが、良い席を確保するなら早めの5時頃から入った方がよいでしょう。
31階のフロアから喫煙ルームへ上がった場所で撮影した夜景。SF映画の未来都市のような光景ですね。
Taipei City Hall Bus Station横から撮影
ラスベガスとダイヤモンドとギターと台北101。ハッピーなオブジェを集めた感じの広場から撮影しました。リングのビニールがはずされるとパーフェクトなんだけどなぁ~
撮影場所はW台北から歩いて2分程。Taipei City Hall Bus Stationという建物(1階にセブンイレブンがある)の横の階段を上った所です。
スカイウォークから撮影
台北101からW台北方面を結ぶスカイウォーク(ビルとビルの2階部分を渡る通路)を歩きながら撮影した写真です。自然界ではありえない直線が印象的だったので一枚パシャリ。
ライティングが見事ですね。ライトの色は曜日によって変わるそうです。私たちは土曜日に撮影したので「藍」ですね。
- 月曜:赤
- 火曜:橙
- 水曜:黄
- 木曜:緑
- 金曜:青
- 土曜:藍
- 日曜:紫
まとめ
この記事ではSPGの無料宿泊特典で泊まったW台北ホテルを紹介しました。
地下鉄の市政府駅から近く、部屋は広く清潔な印象で文句なしです。あと数泊したいと思えるホテルでした。
また、W台北周辺から見る台北101はライトアップされて、とても美しい建物でした。近くまで行って見上げるとその大きさに圧倒されます。時間があれば中からの景色も見てみたかったのですが、時間の都合で昇ることができませんでした。これは、次回の楽しみにとっておきたいと思います。
良い旅を
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