2023年の土用の丑の日は7月30日(日)です。
土用というのは季節の変わり目の18日間を言い、夏場だと7月下旬ごろになります。これに丑の日(12日に1回やってくる)を重ねた日が土用の丑の日です。
さて、土用の丑の日と言えばうなぎを連想しますが、この日に「うなぎが美味しくなる」という科学的な根拠はありません。
ただ、うなぎにはビタミンB1とB2が多く含まれてるため夏バテ対策になるようです。
ということで、今回は薬院にある「うなぎ仁」で蒲焼と白焼膳、うな重を食べてきました。
うなぎ仁の場所
うなぎ仁は薬院六角の近くにあります。西鉄薬院駅から歩いて10分くらいでした。
- 住所:福岡市中央区薬院2丁目15-10
- 営業時間:11:00〜14:30、17:00〜21:00
- 定休日:不定休、年末年始
- 駐車場:なし
- 電話:092-707-1701
うなぎ仁の雰囲気
このように立派な店構え。
この店は「鹿児島鰻」という養鰻(ようまん)会社の直営店だそうで、大隅半島で稚魚の段階から育てたうなぎを使用しているのだとか。
開業は2019年で比較的新しいお店です。
店内は茶室をイメージした数寄屋造りになっています。静かな音楽が流れていて、落ち着いた和の雰囲気。
平日の開店直後に訪れたせいか客は私たちだけでした。
うなぎ仁のメニュー
メニューはこんな感じ
- うな重(上、特上、頂上)
- うな丼(並、上)
- せいろ蒸し(並、上、特上)
- 蒲焼膳(上、特上、頂上)
- 蒲焼と白焼膳(上、特上)
- 白焼膳
- ひつまぶし(並、頂上)
今回はうな重(特上:4300円)、蒲焼と白焼膳(特上:4400円)を注文しました。
うな重(特上)
うな重(特上)には蒲焼が4.5切乗っていました。
それにお吸い物とお新香がついてきます。
蒲焼がびっちりと敷き詰められていてご飯が見えません。蒲焼とお金は多すぎても困ることなし。
飴色の表面が食欲をそそります。
食べてみると、表面はカリッとしていてタレの香ばしさがフワッとやってきます。中身はふんわり。
うまーーい!
焼き具合が絶妙です。
過剰にタレをつけておらず、わりとあっさりしています。うなぎ本来の食感や味で勝負している感じでした。
酒の肴として食べる人には良いかもしれませんね(知らんけど)。
私はタレ好きなので、たっぷり追いダレしました。2年間熟成させた醤油ダレはほんのり甘い。
ご飯との相性も抜群です。
大ぶりなうなぎの肝は弾力があって香ばしい。お吸い物の味もばっちりでした。
蒲焼と白焼膳(特上)
蒲焼も白焼も両方食べたい人は蒲焼と白焼膳がオススメです。
ご飯の量は増やせるとのこと。ちなみに写真は普通盛です。
奥に蒲焼、手前に白焼。こちらもウマそうですね。
うなぎの厚みはうな重の身よりも若干薄いようです。
ですが、美味しさに変わりはありません。
さて、白焼はワサビが合います。蒲焼よりも淡泊な味です。
うなぎ本来の味を楽しみたい方はこのままでもよろしいかと。
こちらのタレは甘くない醤油で、ほんのり酒の香りがします。
このタレにつけて食べると、白飯が進む進む。
まとめ
この記事では「うなぎ仁」をレポートしました。
焼き方が上手なので表面のカリッと感と中身のフワフワ感を堪能できました。うな重、蒲焼、白焼はいずれも甲乙つけがたいものでした。どれが良いかは好みの問題だと思います。
うなぎの量は多過ぎず少なすぎず、私たちにはちょうど良い量でした。
また、店の雰囲気や店員さんの接客も良かったです。
機会があればお試しあれ
なお、過去には以下の店もレポートしました。
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