旅行に行けば、その土地のソウルフードを食べたくなりますね。台湾では、朝食を店で食べてから仕事に行く習慣があるようで、食べ物のバリエーションが豊富です。
この記事では、MRT市政府駅の近くにある「永和豆漿老店」で食べた豆漿(豆乳)や油條(揚げパン)、蛋餅(玉子焼きを挟んだパンのようなもの)について書いています。
なお、「台北 永和豆漿」で検索すると同じ名前の店がいくつか出てきます。店ごとに味付けが違うらしいのですが、食べ比べたわけではないので「この店がNo.1だ!」なんて言うつもりはありません。あくまで1つの参考として読んでいただければと思います。
永和豆漿老店の行き方
永和豆漿老店は台北101に近く、またMRT(地下鉄)市政府駅からだと徒歩6分くらいのところにあります。
営業時間:毎日3:00am~11:30am
上記の時間は2019年11月にネットで調べた情報です。午前中しか営業してないんですねぇ。私たちが朝6時に着いた頃にはすでに開店していました。
テーブルが店の前に出されていて、地元のおじさん達が小籠包と豆漿(トウジャン)を食べていました。
日曜の早朝ということもあってか、行列はできていませんでした。
持ち帰りの人は赤い立て札の方に、店で食べる人は青い立て札の方に並びます。
メニューは漢字だけど写真付もあるから安心
上の柱にメニューがあります。
表示価格×3.5(2019年11月)で日本円に換算できるので安いのはわかりますが…どんな食べ物か全然わかんね~。
ボーっと眺めていると、店員が近寄ってきて中国語(たぶん)で何か尋ねてきましたが、理解できないので更に不安になる。
しばらく悩んでいると写真付きのメニューを持ってきてくれました。英語だと何となく想像がつきますね。感謝!
写真を指差しながら、鹹豆漿(Salty Soy Milk)と焼餅夾蚤(Oven Baked Bun with Egg)を1つずつ注文。※申し訳ないのですが夾と蚤の間の漢字が出せませんでした。
焼餅夾蚤は、「蛋餅」と表示されることもあるようです。実際、柱のメニューには蛋餅と書いてありました。
ちなみに豆漿はトウジャン、油條はヨウテャオ、蛋餅はダンビンと読むそうですが、私には覚えられません。
「油條入りの鹹豆漿」と「蛋餅」を食べてみた
豆漿の種類には、甘いもの(甜豆漿)と塩っぱいもの(鹹豆漿)があり、さらに暖かいもの(温豆漿)と冷たいもの(冰豆漿)があります。
食べ方は、油條(揚げパン)を別に注文して少しずつ浸しながら食べるか、最初から入れてふやけた状態で食べる方法があります。
私たちが写真つきメニューで指さし注文したのは、油條入りの暖かい鹹豆漿でした。中には干し海老とザーサイのようなコリコリした食感のものが入っています。時間が経つと成分が固まって豆腐のようになるのが面白い。
日本食に例えると「麩(ふ)の味噌汁」のような感じです。地元の人が毎日食べるものなので、「ウヒョーうめぇ!」というものではなく、程良い塩っぱさで飽きない味です。
機会があれば、甘い方の甜豆漿に油條を浸して食べたい!!
焼餅夾蚤(蛋餅)は焼いたパンかナンのような味でズッシリ感があります。
甘めの玉子焼きがパンと良く合います。豆漿の方は人によって好みが分かれるかもしれませんが、蛋餅は間違いなく美味いです。
合計:60台湾ドル(210円くらい)
安い!!
今回は、永和豆漿老店で食べた「油條入りの鹹豆漿」と「蛋餅」を紹介しました。
台湾旅の参考になれば幸いです。
コメント