このブログでは福岡の食べ物を扱っているわけですが、先日友人から「福岡グルメなのに、豚骨ラーメンの記事がないよね」とツッコミを入れられてしまいました。もっともな御意見です。
もちろん豚骨ラーメンは大好物です。ただ、福岡にはラーメン店がたくさんあるし、すでに多くのブロガーさんやメディアで紹介されているので、今さらこのサイトで記事を書いても意味ないやろ?と思い込んでいました。
すると友人から「Acharの記事ってそんなに読まれてるの?えっ、1日50~150PV?(プッ)。悩むレベルじゃないよね。書いたら読んでやるよ」とチョー上から目線で言われました。
ということで、この記事では福岡空港のラーメン滑走路にオープンした久留米発祥のモヒカンらーめんをレポートします。
モヒカンというパンクな名前から、パンチのあるこってり味を想像していたのですが、イメージに反して麺もスープもとても繊細、いい意味で素朴な豚骨ラーメンという感じでした。
旅行や出張で空港を利用される方は、寄ってみてはいかがでしょうか?
モヒカンらーめん福岡空港店
「モヒカンらーめん」は、福岡空港国内線3階のラーメン滑走路と名付けられた通路の中にあります。単純な道なので迷うことはないでしょう。
ラーメン滑走路に入っているラーメン店は次の通り。ただし、店舗は入れ替わりが激しいので注意してください。(2021年7月11日更新)
- 屋台ラーメン玉龍(福岡)
- つじ田(東京)
- 博多一幸舎(福岡)
- 豚そば 月や(福岡)
- まんかい(大阪)
- ヌードルラボラトリー金斗雲(鹿児島)
- ラーメン海鳴(福岡)
- モヒカンらーめん(福岡)
- 有吉商店(福岡)
なお、リンクの下線が入っている店は当サイトでレポートしています。
以前は酒田ラーメン「花鳥風月」という店があったのですが、その入れ替わりでモヒカンらーめんが入っていました。
- 営業時間:10:00~21:30(L.O.21:00)
- 定休日:無休
モヒカンらーめんのメニュー
モヒカンらーめんのメニューは、豚骨ラーメンを基本として煮卵、チャーシュー、レモン!のトッピングを選びます。
- 極上豚骨モヒカンらーめん
- 極上豚骨モヒカンらーめん煮卵入り
- 特製こぼれチャーシュー麵SP
- 淡麗トンコツ檸檬(レモン)らーめん
- モヒカン混ぜそば
私たちは、ベーシックな極上豚骨モヒカンらーめん(780円)と餃子(500円)を注文しました。
合計:2060円
モヒカンらーめんの極上豚骨モヒカンらーめんを食べてみた
やって来ました極上豚骨モヒカンらーめん!
赤い薬味は、醤油と唐辛子をブレンドした通称「モヒカンレッド」。少しずつ溶かして、味の変化を楽しむのが正しい食べ方だそうだ。
チャーシューが多め。スライスしたものが数枚と、ゴロゴロした厚めの肉が数個入っています。わざわざ追加しなくても良いのでうれしいですね。
久留米ラーメンの特徴といえば、背脂、スープの表面にできる脂膜、独特の豚骨臭のイメージ。
ですが、モヒカンのラーメンに臭みはなく、むしろあっさり系。だからと言って味が薄いわけではありませんでした。
洗練された繊細なスープは、豚骨のコクがしっかりと出ていて奥深い味です。
超美味い!
薬味を少しずつ溶かしていくと味の変化を楽しめます。辛いのが苦手な私でも全然平気でした。
麵は極細ストレートで、スープの味によく馴染んでいます。
チャーシューは豚ロースの上品な味で甘味がある。
それと、写真では見えませんがシナチクが特徴的で、どちらか言えばタケノコのように白く、シャキシャキとした食感でした。ちなみにシナチクは麻竹、タケノコは孟宗竹なので、竹の種類が違います。それじゃメンマは何?というと、シナチクの別名です。
次は餃子。
鉄鍋で焼いた本格的な餃子は6個入り。焼き具合も丁度よく、わりと大き目なので食べ応えがありました。ラーメンとの相性もばっちりです。
店によっては餃子のサイズが小さかったり、安物の冷凍食品より不味かったりしますが、モヒカンの餃子は、「単品で勝負してもいいんじゃない?」と思うほど美味しい。
福岡空港以外の店舗
- モヒカンらーめん(味壱家)
- 福岡県久留米市津福本町221-11
- 営業時間:11:00~23:00
- 定休日:第3水曜日
- モヒカンラーメンセンター 福岡店
- 福岡県福岡市東区蒲田1-11
- 営業時間:11:00〜15:00
- 定休日:水曜日
最後に
この記事では、久留米発のモヒカンらーめん福岡空港店をレポートしました。
あっさり系でありながら、奥深くてコクのあるスープが印象的でした。極細麵がスルスルっと口の中に入ってきて、あっという間に完食しました。
ただ、久留米ラーメン独特の背脂・脂の膜・豚骨臭はないので、パンチの効いた一杯を求める人には物足りないかもしれません。でも、これは好みの問題なのでどちらが美味しいかという議論は不毛でしょう。
機会があればお試しあれ
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