私はコスパ重視でマクドナルドによく行くのですが、たまにはファストフード以外のハンバーガーを食べたい。そう思って調べるとDOUG’S BURGER(ダグズ バーガー)という店が博多駅にあるということで行ってきました。
DOUG’S BURGERのハンバーガーは、ファストフード店のものと比べると値段は少し高くなりますがボリューム感があり、味もワンランク上という感じでした。とくに、宮古島地方の和牛を使ったパテ(すなわちハンバーグ)がめちゃウマです。それと、もう1つオススメなのがサイドメニューのオニオンリングで、こちらは予想を上回る味でした。
ということで、今回はDOUG’S BURGERのハンバーガーとオニオンリングをレポートします。

DOUG’S BURGERの行き方
DOUG’S BURGERは、博多駅地下の博多口と筑紫口をつなぐ通路の中にあります。写真左は博多口側の通路の入口で、ここを数メーター奥に進むと、写真右のようなお洒落な看板が見えてきます。わかりにくい場所にありますが、通路の入口さえ見つけることができれば、迷うことはないでしょう。
私たちは土曜のお昼頃に行ったのですが、店の中は割と空いてました。もしかすると穴場スポットかもしれません。
- 営業時間 10:00-23:00
DOUG’S BURGERの由来
DOUG’S BURGERは注文してから調理するので、出てくるまで少し時間があります。この間を埋めるため、お店の情報が書いてあるランチョンマットを読んでみました。
要約するとこんな感じになります。
店名のDOUG(ダグ)は、この店を作ったカリフォルニア在住の弁護士さんの名前。ダグさんは釣りが大好きらしく、暇を見つけては宮古島にやって来て、キハダマグロ釣りを楽しんでいたそうです。自分でも「弁護士なのか漁師なのかわからない」と言うほどの入れ込みよう。
宮古島に惚れ込んだダグさんは、地域の経済を活性化して、多くの人にもっと宮古島の良さ知って欲しいという思いから、キハダマグロや地元産の多良間牛を使ったレストランを開業したそうです。これがDOUG’S BURGERとなり、福岡へやってきたということですね。
ダグさんの熱い思いが伝わってきます。
DOUG’S BURGERのメニュー
DOUG’S BURGERのメニューとして、牛肉のバーガーが4種類あります。
- ダグズバーガー
- 野菜、パテ入りの一番オーソドックスなもの
- アボガドバーガー
- ダグズバーガーにアボガドがたっぷり入ったもの
- Do.W.A.Tバーガー
- パテが2つ入ったもの。
- Do.W.A.Tは「Don’t Worry About Tomorrow」(明日のことは気にしない)で食べようという意味
- ノーベジバーガー
- 野菜抜き(ただしトマトは入っている)で純粋にパテを楽しむもの
これらの種類ごとにチーズ無し・チーズあり・多めのチーズ<LAVA>を選ぶことができます。LAVAは溶岩のようにあふれるチーズを表しているのだそうだ。
牛肉以外にはマグロ(ツナ)のステーキやカツのバーガーもあります。
そして、サイドメニューの玉ねぎを揚げたオニオンリングがオススメです。これはダグさんも、そして私もイチオシの一品です。
私たちは、ノーベジバーガー(880円)、ノーベジバーガーLAVA(1140円)、セットメニューのサラダとドリンク(500円)、オニオンリングとドリンク(500円)を注文しました。
総額:3020円(税抜き)
DOUG’S BURGERを食べてみました
コーヒーは濃いめで少し苦味があります。それでいて後味は爽やか。コースターの牛の影がいい感じに描かれています。この牛はダグズ・カウ(DOUG’S COW)というマスコットだそうだ。
DOUG’S BURGERは「安心・安全」にも気を使っていて化学調味料は使っていないとのこと。サラダは新鮮で、さっぱりしたドレッシングもなにげに美味しい。
こちらがノーベジバーガーLAVAとオニオンリング。
溶けたチーズがパテを覆い包むようにタップリとかかっている。チーズ好きはこちらを選ぶべきでしょう。分厚いバンズも迫力があります。DOUG’S BURGERのロゴにも描かれている飛行機型ピックもおしゃれです。旅行好きな私たちの気分がちょっとだけ上がります。
オニオンリングから先に食べてみました。
衣がカリッと揚っている。玉ねぎは甘く、そして味付けが絶妙に美味しい。ケンタッキー・フライド・チキンの味付けに近いでしょうか。正直言うと、食べる前まで期待していなかっただけに、良い意味で裏切られました。
こちらはノーベジ・チーズ・バーガー。バンズを上げてみると赤と黄色のバランスが良いのがわかります。見た目は大事ですからね。ノーベジと言いつつトマトも入っています。
横から見るとノーベジバーガーのボリューム感がわかると思います。多良間牛で作ったパテが分厚いのですよ!
ちなみにパテとは、ひき肉を円盤状にして焼いた料理のこと。それなら「ハンバーグと同じじゃん」と思うかもしれませんが、パテはハンバーグとは違って卵や小麦粉を使わないそうだ。
ひと口食べてみて、その美味さがわかります。まず、下側のバンズはサクッとしているのに、上側はフワッとしている。一度に2つの食感が楽しめる。次にパテの肉汁がジュワーと出てきます。さらにトマトと自家製マヨネーズの酸味、チーズが絡み合って最高の味に変化する。
うまっ!
1つ1つが丁寧に作られていて、ファストフードのものに比べるとワンランク上の味でした。
ハンバーガーは皿に乗ってやってきますが、包み紙があるので、手でつかんで食べられます。途中で味を変えたくなったら、アメリカの店によくあるマスタードとケチャップをつけてもよいでしょう。
とにかく、あっと言う間に平らげてしまいました。
まとめ
この記事では、DOUG’S BURGERのノーベジ・チーズ・バーガーを紹介しました。
ハンバーガーの味、小物類(ランチョン、ピック、ロゴなど)、店の雰囲気ともにいい感じでした。値段は少し高めですが、個人的にはそれだけの価値はあったと思います。
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